新型コロナウィルスの感染対策は もう「待ったなし」の状況になりました。私たちは4月の緊急事態宣言の頃を思い出して、本気で自粛を行わなければ 日本は大変なことになってしまうと思います。東京都医師会の尾崎会長も年末年始の3週間を「真剣勝負の3週間」として、ラストチャンスと述べています。
というのも 感染の第三波が10月に入って始まり、第一波や第二波に比べてより急激に感染者数などが増加しました。そのため 11月21日~23日の3連休は外出を控えることが望まれましたが、結果的には人出は減りませんでした。そこで政府は11月25日~12月15日を「勝負の3週間」として自粛を呼びかけましたが、その一方で GoToトラベルやGoToイートなどはそのまま継続されたため、国民から見ると 自粛するのか そうでないのか、ちぐはぐな政策と言わざるを得ない様相でした。
そのような政策の中で、私たち国民も新型コロナの恐怖に慣れてきてしまって、油断があったと思われます。多くの人々は既にマスク・手洗いや三密の回避はしていて、新型コロナに対して意識の高い人々にとっては 個人でできることは既にしています。ただシステムとしてGoToがあるため、この時期にはそれを利用するのは不適切に思われても、それを使う(心無い)人がいても仕方がないことでした。というか、どんな状況にあっても「まもらない」人が一定数いることは仕方のないことだと思われます。
さて 医療崩壊も危惧されるなか、この年末年始はどうなることでしょうか?
【12月31日追記】
東京都の感染者数が 1,337人となりました。