Whitewashという単語があるそうです。意味を調べてみると「うわべのごまかし」とか「体裁のよいごまかし」でした。それをエコであるGreenとかけて「Greenwash」 つまり「うわべだけ環境保護に熱心にみせること」という造語が生まれたようです。
最近は何でもかんでも「SDGs」だとか「エコ」だとかの言葉が使われていて、それを言えば何となく環境に配慮している人のように思われる感があります。でも本当にその意味が分かって これらの言葉を使っている人はどれくらいいるのでしょうか。それの最たるものが レジ袋の有料化とエコバッグの利用だと思っていました。某大臣の肝いり(先走り?)で始まったことですが、やっぱり本当にエコになるかどうか 怪しいですね。少なくとも環境負荷の大きいエコバッグを 擦り切れるほど使わない限り エコにはならないようです。
またプラスチックストローも然りです。環境団体は海洋ゴミとしてのプラスチックで海の生物が大変なことになっていると警鐘を鳴らしますが、これって 単に捨て方の問題であって、プラスチックストローでも紙のストローでも ポイ捨てしたら同じことですね。(まあ紙ストローは長い時間かければ土に帰っていくでしょうが。)正しい捨て方をすれば海洋汚染なんてことにはならないはずです。
偽善者にはなりたくないものです。
(NHK総合で10月24日に放送されたクローズアップ現代「それ本当にエコですか?徹底検証!暮らしの中の環境効果」を見ての感想です。)